当舎では【種】もこだわっています。
固定種・在来種の種のみを使っています。(F1種は使いません)
健康なお野菜を作るために種からこだわって、無農薬・無化学肥料で栽培されている有機種子又は自家採取した種を使用しています。
植物は種を作り未来へと自分の遺伝子を残そうとしています。生き物すべてが次世代へと生命(いのち)を紡ぐために生きています。
種を繋ぐこと…それは人間の生命(いのち)を繋ぐことと考えます。
固定種や在来種は代々長い時間をかけ受け継がれてきた種です。その強い生命力や野菜の味に魅かれ使用しています。昔ながらの野菜の匂いや味が楽しめるのも固定種・在来種の特徴です。
反面、デメリットもあります。
発芽がバラバラだったり、形が不揃いだったり、収穫もバラバラだったり…とにかく手間がかかります。
苗や苗床も自作しています。
もちろん、苗床にも一切の肥料は使わずに
育苗しています。
強い苗作りを心掛けています。
どこの農家さんもそうだと思いますが、
苗作りが始まると休みがありません。
(おおよそ1月下旬~5月ごろまで)
気温や天気に合わせ苗床の温度調節の為に
朝・昼・夕方と見てまわります。
畑に定植するまで休み返上です。
健康な野菜は健康な種、苗がとても重要だと思っています。